千葉県警が防犯カメラ50台設置、本部でリアルタイム確認 来年7月から(25日)産経
千葉県警は県内の人通りの多い街中に防犯カメラを設置する方針を決めた。今年3月に松戸市のベトナム国籍の小学3年、レェ・ティ・ニャット・リンさん=当時(9)=が殺害され、我孫子市で遺体で見つかる事件などを受けた対応。来年7月の運用開始を目指す。
県警生活安全総務課によると、防犯カメラは千葉中央、船橋、松戸、柏の4署管内の主要駅周辺や通行量の多い道路などに計50個を設置する。防犯カメラの映像はリアルタイムで各署や県警本部で確認できるようにする方針。全国では28都道府県の警察で導入実績がある。
防犯カメラの有用性はこれまでも指摘されており、県内では平成28年の検挙件数約1万5000件のうち、657件は防犯カメラの映像が端緒となっている。
県内でも民間や各自治体で防犯カメラの導入を進めているが、民間の防犯カメラなどは映像提供までに時間がかかり、事件が発生した際の初動捜査が遅れるなどの問題点があったため、今回、独自で防犯カメラを設置する方針を決めたという。
同課は「犯罪捜査や行方不明者捜索など幅広く活用できるだけでなく、『防犯カメラがある』というだけで犯罪抑止にもつながる」と強調。設置後の効果を検証し、増設も検討するとしている。
http://www.sankei.com/affairs/news/171025/afr1710250025-n1.html
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