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2017年10月 3日 (火)

罰受け熱中症で高校生死亡、顧問の責任は?異例の判決(3日)TBS

剣道部の稽古で顧問の体罰を受け、熱中症で死亡した工藤剣太さん(当時17)。当時の顧問の責任を問う裁判で、異例の判決が下されました。
 「どれだけこの日を待ち望んだか分かりません」(亡くなった剣太さんの母、工藤奈美さん)
 高校では剣道部のキャプテンを務めていた工藤剣太さん。8年前の8月、剣太さんは部活動中に熱中症で倒れ、運ばれた病院でその日の夜、亡くなりました。顧問は「もう無理です」と言う剣太さんに水分補給すらさせず、練習を続けさせ、フラフラな剣太さんを蹴りました。そして倒れた剣太さんに顧問は・・・
 「これは演技じゃけん」(顧問)
 意識が朦朧(もうろう)としている剣太さんに「演技をするな」と、平手打ちを繰り返したのです。
 同じ高校の剣道部だった弟の風音さん(23)は・・
 「上下関係があったので先生に対して刃向かうことは絶対できない状態で、あのとき俺が止めとったら、剣太は死なずに生きていたやろうし」(亡くなった剣太さんの弟、工藤風音さん)
 同級生も8年間、辛い思いを抱え続けてきました。
 「やっぱりつらい、何年たっても」(剣太さんの同級生)
 剣太さんの両親は顧問の責任を問うため提訴。裁判では県などにおよそ4700万円の支払いを命じる一方、顧問個人は責任を負わないとする判決が最高裁で確定しました。
 「なんで校門の中で先生が生徒に対してやったら、おとがめがないんですかってことですよ」(亡くなった剣太さんの母、工藤奈美さん)
 両親は納得できず、住民訴訟で争うことに・・・。去年12月、大分地裁は県に対して顧問に100万円を請求するように命じる判決を下しました。ところが、県は「教員の部活動への携わり方にも大きな影響がある」として控訴。そして2日、注目の判決が・・・。
 福岡高裁は「重い熱中症を疑うべき事態であったにもかかわらず、演技と決めつけて指導を続けた顧問には重大な過失がある」として、県の控訴を棄却しました。
 「これからの子どもたちを守るための判決かなと思っています」(亡くなった剣太さんの父、工藤英士さん)
 「これから先、何をやっても許されるのではなく、ここで自分を抑えなければという抑止力になってくれれば」(亡くなった剣太さんの母、工藤奈美さん)
 「大変重い判決だと受け止めております」(大分県の会見)
 県は今月10日、最高裁に上告するかを協議する方針です。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3174101.html

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