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2017年10月 2日 (月)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(2、3日 単位・レベル) 
性犯罪さらなる改革を
【治安うんちく】

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強姦が強制性交に変わり、親告罪が非親告罪になるなど刑罰が強化された。しかし、それでもまだ問題を指摘する声がある。最も卑劣な犯罪だけに意見を聞くべきであろう。
 このほど東京で性犯罪の被害について考えるシンポジウムが開かれた。そのなかで参加者から「今の刑法のままでは加害者が職場の上司や学校の教師だと罪を免れてしまうケースがある」としてさらなる改正を検討すべきだという意見が出た。
  職場の上司や学校の教師など強い立場にある人物からの行為だと抵抗できないケースがあるというのだ。確かに「地位」を利用して相手を威圧するなどは人間の風上にもおけない。
 この強制性交は今年に入り増加傾向にある一方で、検挙率が下がっているほか起訴率も減少傾向にある。
 警察庁によると今年8月現在の強制性交等の認知件数は728件で前年に比べて75件の増加。これに対して検挙率は前年より13.1ポイント減少して82.0%だった。
 認知件数のランキングは東京の113件、大阪の86件、愛知の54件、福岡の51件、神奈川の45件の順。
 検挙率は山梨の300%をトップに佐賀の200%など100%以上が18県もあった。低かったのは滋賀の20.0%、石川の33.3%、千葉の51.4%、埼玉の62.8%、栃木の66.7%など。前年に比べて下がってはいるが窃盗事件と比較するとかなり高い検挙率である。
 しかし、問題は起訴率。平成12年には68.4%あり、その後60%台で推移。そして同19年には54.5%に落ち、さらに同21年には40%台と少なくなり、同24年には50%台と僅かに回復したものの同25年には43.5%と落ちてしまった。 
 検挙率は高いが起訴率が低いのはどこに原因があるのかだが、「地位利用」が加わると????
 首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

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