警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(29、30日 単位・レベル)
ゲーム感覚ではたまらない
【治安うんちく】
強盗事件の発生が大幅に減っているが検挙率は前年より上回っており、全国警察の抑止効果が現れている。
そんな中で、高知県の高校サッカーの名門校に所属する高校1年生の部員2人が26日、強盗致傷容疑で高知県警に逮捕された。15歳と16歳の2人の生徒が、同校の寮に侵入し、21歳の男の留学生を殴るなどして現金を奪ったもの。
25日には横浜市のコンビニに包丁を持った男が押し入り、現金およそ10万円を奪って逃走。
18日午前2時半ごろには、東京都荒川区西日暮里のコンビニに男が押し入り、男性店員(27)に包丁のような刃物を突きつけて「レジを開けろ」などと脅し、レジ2台から現金計数十万円を奪って逃走した。当時店内に客はおらず店員にけがはなかった。警視庁荒川署が強盗事件として逃げた男の行方を追っている。
警察庁によると今年9月現在の強盗の認知件数は1341件で前年に比べて466件の減少。検挙率は83.1%で同3.6ポイントアップした。防犯カメラの効果か…
認知件数のランキングは東京の257件、大阪の220件、愛知の100件、神奈川の98件、埼玉の95件と続いた。
検挙率が高かったのは滋賀の166.7%、長野の160.0%、山口の112、5%のほか100%が14県もあった。
これに対して低かったのは奈良の46.2%、石川の50.0%、高知の60.0%、和歌山の61.5%、千葉の63.9%など。
高知県のような未成年者による強盗事件は186件で55件減少するなど、減る傾向にある。それにしてもサッカーというスポーツ少年による強盗とは驚きである。強盗は重罪であり〝ゲーム感覚〟で行動されてはたまらない。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
最近のコメント