警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(8、9日 単位・レベル)
ひったくの検挙率大幅アップ
【治安うんちく】
全国的にひったくり事犯の発生が減っているのだが…
5日に東京・台東区と新宿区で、オートバイに乗った人物によるひったくりが相次いだ。
JR上野駅近くの路上を歩いていた女性がバッグをひったくられ、約1時間後には新宿でも発生するなど5件相次いでいる。
さらに先月25日にはJR船橋駅や東船橋駅周辺で3人の女性がバイクに乗った男にカバンを奪われる事件が発生している。
警察庁によると今年8月現在のひったくりの認知件数は1920件で前年同期より340件の減少。一方、検挙率は63.4%で前年より29.4ポイントと大幅にアップした。
認知件数のランキングは大阪の458件、東京の209件、神奈川の206件、埼玉の190件、愛知の154件など。
前年に比べて最も減らしたのは愛知で−103件。次いで神奈川の−70件、東京、千葉の−43件、大阪の−41件など。逆に増加したのは奈良の+38件が目立った。
検挙率が高かったのは徳島の225.0%を筆頭に、島根の150.0%など100%超えが10県もあった。
これに対して低かったのは山梨の10.0%、千葉の19、5%、新潟の20.0%、岐阜と群馬の25.0%、岡山の30.4%と続いた。
東京の認知件数209件のうち最も多かったのは江戸川区の25件。8月になり5件発生してワースト1になってしまった。前月21件でトップだった練馬区は2件発生したたげで2位。都内23区の千代田区や文京区、品川区では今年になってまだ発生していないほか、武蔵野市など多摩地区や島部でも発生が無い市町村が多い。
それにしても東京は数件単位で順位が入れ替わる凄い戦いになった。犯罪の抑止は順調に進んでいる。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
最近のコメント