警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(6、7日 単位・レベル)
放火、なんで大阪が多いのか
【治安うんちく】
自宅に放火して子供など6人が死亡するという残酷な事件が6日、発生した。
茨城県日立市の県営住宅の一室で火事があり、部屋に住む子供5人と妻の6人が死亡しているのが発見された。
火事の後、32歳の男が警察に出頭し「自宅に火をつけた。妻と子ども6人がいた」と供述したため警察が調べたところ女児に刺し傷があったため殺人、放火の疑いで逮捕した。
警察庁によると今年8月現在の放火の認知件数は638件で前年に比べて5件の増加。検挙率は74.3%で同0.5ポイントのアップ。
認知件数のランキングでは大阪が断トツに多く144件。次いで東京の44件、愛知の41%、千葉の38%、兵庫の37%と続く。
前年より増加したのは兵庫の+20件、神奈川の+13件、広島の+10件、茨城と岡山の+8件と続いた。
検挙率で最も高かったのは島根の200%。続いて静岡の128.6%、富山の125%、栃木の114.3%など100%を超えたのは23府県に及んだ。
逆に低かったのは山梨の28.6%、奈良の40.0%、岩手の44.4%、兵庫の48.6%、愛知の48.8%など。
また、発生があっても検挙が0は島根県。但し、発生は1件と少なかった。
放火の検挙率は高いのだが、起訴率は減少傾向にある。平成15年は66.9%あったが、同19年は53.9%になり同25年は48.1%に落ち込んでいる。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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