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2017年9月 3日 (日)

「宮司の思い込み拭えず」さい銭窃盗未遂で無罪(3日)読売

 東京都足立区の神社のさい銭箱から現金を盗もうとしたとして、窃盗未遂罪に問われた墨田区の無職男性(48)に対し、東京地裁は1日、無罪(求刑・懲役1年)の判決を言い渡した。
 公判は、男性の行動を目撃したとされた宮司の証言の信用性が争点になり、園原敏彦裁判官は、「宮司が男性をさい銭泥棒と思い込んだ可能性を拭えない」と述べた。
 男性は1月2日午後5時過ぎ、神社でさい銭箱を持ち上げるなどして現金を盗もうとしたとして起訴されたが、「さい銭箱を持ち上げていない」などとして無罪を主張した。
 公判に証人出廷した宮司は、「男性の参拝直後に『ジャラジャラジャラ』とさい銭箱を揺らす大きな音が聞こえた」と証言。しかし、判決は「参拝者の多い正月三が日に大きな音を鳴らしたら、周囲に泥棒をすると明らかにするようなもので不合理だ」と指摘。さらに、「男性が箱を持ち上げているのを見た」との証言についても「当時は薄暗く、確実に見たとするには疑問が残る」と結論付けた。
 山上秀明・東京地検次席検事の話「検察官の主張が認められず遺憾。判決内容を十分検討して適切に対応したい」
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170902-OYT1T50087.html

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