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2017年9月 5日 (火)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(4、5日 単位・レベル) 
検挙件数が減る
【治安うんちく】

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 今年7月現在の振り込め詐欺の被害額が減少しているとはいえ、認知件数が1万0152件で前年より2508件も増加している。
 取り締まり当局もあの手この手を駆使して被害の拡大防止に躍起になっている。
 警視庁では振り込め詐欺だけでなく違法な薬物の売買に利用されているアジトを提供しないよう不動産会社に協力を求めたほか、板橋署では犬のリードに注意を呼びかけるカードまで取り付けている。
 千葉県警では「犯人どもよ、なめるなよ!」という過激な文言の啓発ポスターを作成したり、岡山県警ではランニングしながら被害防止を啓発する「ランパト桃太郎」隊を結成している。
 さらに架空請求詐欺が多くなっていることからソフトバンクとソフト開発会社は愛知県警との間で有料サイトの架空請求詐欺の被害を防止するため、実際に犯行に使われた電話番号からのメールを自動ブロックする機能を提供するという迷惑メール対策強化に取り組むことになった。
 こうした様々の対策を進める一方で各都道府県警は検挙活動も強力にすすめている。ところが今年に入り、陰りが見えてきた。
 警察庁によると今年7月現在の振り込め詐欺は認知件数の1万0152件に対して検挙件数は2189件で率は21.5%。昨年の認知件数7306件に対して検挙が2559件で、なんと率は35.0%もあった。なんと13ポイントも減っている。
 但し年間の推移をみると年々検挙率は上がっている。年間の数字になるが平成16年の認知件数2万5667件に対して検挙は1305件で率は5.0%だった。それが徐々にアップして同20年には2万0481件に対して4400件で率は21.4%となり、同28年には1万3605件に対して3914件を検挙して28.7%になっている。
 「検挙に勝る防犯なし」といわれているが、犯罪の抑止と検挙の両輪がうまく回転することが大事なのだ。
 首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

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