« 西日本新聞支局長が死亡=台北市内で交通事故(17日)時事 | トップページ | 進化する顔認証、10月から羽田で(センサー)(18日)日経 »

2017年9月18日 (月)

氾濫、街襲う濁流 台風18号 大分浸水相次ぐ「もう駄目かと」(18日)西日本

台風18号の通過に伴い記録的大雨を観測した大分県では17日、大分市の大野川や津久見市の津久見川、佐伯市の番匠川などが相次いで氾濫、連休中の官庁や住宅街に濁流が流れ込んだ。「国道が川のようになった」「車が浮いて窓から逃げた」-。住民たちは恐怖の面持ちで振り返った。
 市内全域に避難指示を出した津久見市。津久見川が氾濫し、同市宮本町の市役所1階も10センチほど浸水、市役所前の市営グラウンドに駐車中の車は水没した。職員は「市民から住宅浸水の情報が入ってきているが、道路が膝丈まで冠水し、被害確認に行けない状態が続いている」と話した。
 「こんなことは初めて。けががなくて本当に良かった」と振り返るのは、同市徳浦本町の高齢者施設「秋桜(こすもす)」の職員。そばの徳浦川があふれて1階に水が入り、通所のお年寄り8人を2階に避難させた。同市内のホテルも1階が浸水。従業員が宿泊者を3階より上に誘導した。「国道は川のようだった」という。
 大分市の河川も氾濫危険水位を超し、住宅の浸水が相次いだ。「もう駄目かと思った…」。同市下判田の小林洋子さん(60)は午後3時半ごろ、突然の停電で窓から外を見ると庭は冠水、玄関から水が入ってきていた。「家から出られない」。1時間ほどで水は引いたが「とにかく怖かった」と震える声で話した。
 同市の専門学校生(19)は大分川近くで乗用車ごと水に漬かった。「大丈夫だと思って突っ込んだら、突然車が浮いて水が入ってきた。やばいと思った」。ドアが開かず、同乗の友人と一緒に窓から逃げた。
 同市野津原町のレンタル会社専務、赤石健次郎さん(43)は、社員から「車が水に漬かっている」と連絡を受けて会社事務所に向かった。車6台が漬かり、事務所も1・5メートルの高さまで浸水。中の状況は確認できず、ぼうぜんとしていた。
 番匠川が氾濫した佐伯市は61カ所に避難所を開設。市役所6階には一時約150人が身を寄せた。家族4人で避難した寺岡美和さん(52)は「途中、道が冠水していて怖かった。もうちょっと遅かったらどうなっていたか…」。臼杵市前田の市浜地区コミュニティセンターには約50人が避難した。正午前に自宅前の海添川から水があふれ、近くの4世帯で一緒に車で逃げたという同市東海添の主婦大津純子さん(41)は「あんなに増水したのは生まれて初めて」とおびえた様子で話した。http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/359456

=2017/09/18付 西日本新聞朝刊=

« 西日本新聞支局長が死亡=台北市内で交通事故(17日)時事 | トップページ | 進化する顔認証、10月から羽田で(センサー)(18日)日経 »

災害(地震など)・火災・遭難・天災」カテゴリの記事

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 氾濫、街襲う濁流 台風18号 大分浸水相次ぐ「もう駄目かと」(18日)西日本:

« 西日本新聞支局長が死亡=台北市内で交通事故(17日)時事 | トップページ | 進化する顔認証、10月から羽田で(センサー)(18日)日経 »