警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(28、29日 単位・レベル)
暴走自転車の徹底取り締まりを
【治安うんちく】
交通安全運動期間中の26日、全国の警察が午前7時から同9時ごろの間に、約2900カ所の通学路で一斉交通取り締まりを実施したという。動員された警察官は約1万3100人。この取り締まりで1万1075件が検挙された。
警察庁によると罪種別で最も多かったのは通行禁止違反が5811件。以下、最高速度違反が2049件、シートベルト着装義務違反が1126件、携帯電話使用が487件、一時不停止が457件と続いた。
我が家の前の交差点では取り締まりとは別に運動期間中に民間人のボランティアが黄色の旗を持って交差点に立っている。ご苦労な話であるが、立っているだけなのだ。
交差点は道幅の広い大学通りと住宅地からの狭い通りが交差する。大学通りの信号が赤で交差する狭い道路が青の時だ。大学通りを走る自転車は赤信号を無視して絶対に停止しない。止まらないばかりかスピードも緩めず暴走している。旗を持った人は、注意することもできないのか?ただ立っているだけだ。「権限が無い」と言われればそれまでなのだろう。
月に一度ぐらいは事故が起きている。路上が血だらけになつたり、時には「おまえが悪い」とつかみ合いの喧嘩になることもある。
こうした信号無視が今回の取り締まりで254件も検挙されている。
「自転車」―なぜか?軽く見過ぎてはいないか?「事故っても、たいしたことない」と思うのか。信号無視どころか、車道で右側を走っていて突然、左に車線を変えるなど、やりたい放題の暴走。自動車運転者にとっては迷惑な話である。
事故だけでなく自転車が良く盗まれる。「盗まれても買えばいい」と思うのか…確かに1万円前後で買えるし、古くなれば処分に困るので盗難防止策を講じないのだろうか。「盗まれたら被害届を出せばいい」―今、この自転車盗が刑法犯の認知件数を上げているばりか検挙率を極端に下げている。
自転車が絡む交通事故に刑事事件―安寧を求めるなら、それなりに国民自身の努力と協力が必要ではないかと思う。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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