警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(2、3日 単位・レベル)
厳罰に処せ
【治安うんちく】
性犯罪被害相談電話窓口につながる全国共通の短縮ダイヤル番号「#8103」のを導入で強制性交等について数字をあげたが、もうひとつあった。刑法176条の強制わいせつだ。強制性交等(強姦)は姦淫を伴うが、強制わいせつは暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をした場合で6か月以上、10年以下の懲役とやはり刑罰は重い。
警察庁によると強制わいせつの認知件数は平成15年には1万0029件もあったが、その後、減少傾向に入り同28年には6188件。そして今年7月現在の認知件数は3258件で前年より194件減少した。このうち、街頭での犯行は1778件で252件も減っている。
強制わいせつのランキングは大阪の443件、東京の394件、埼玉の279件、神奈川の239件、兵庫の193件と続いた。
うち街頭でのランキングは大阪の266件、東京の202件、千葉の166件、神奈川と兵庫の110件の順だった。
このほど帰宅途中の美容師の女性(22)に乱暴したとして東京・町田市の26歳の美容師が警視庁捜査1課に逮捕された。
JRの町田駅周辺では今年6月から5件の強姦・強制わいせつ事件が相次いでいて、警視庁は関連を調べているという。
強姦は強制性交に変わったが、刑罰も3年以上の有期懲役から5年以上に引き上げられており、強制わいせつも含めて、こんな卑劣な〝動物以下〟の人間は量刑上でも厳罰が当然だ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【訂正】1日午後8時30分から2日午前7時30分の間、小欄の身柄措置別で「身柄不拘束」の増減で「4429人増加した」とあるのは「4429人減少した」の誤りでした。お詫びいたします。
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