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2017年8月 9日 (水)

クマ被害を減らすにはどうすればいいのか 「観光」しかない(9日)産経

熊に襲われる被害が最近増えている。2000年代に入って死傷者が増えているが、どのようにすれば被害を減らすことができるのか。その方法は……。(窪田順生)
 この季節、野山でアウトドアを楽しむ方も多いが、そこで心配なのが「熊」の存在ではないだろうか。
 ニュースでもちょこちょこ報じられているように、熊に襲われる被害が最近増えている。環境省によると、1980~90年代の熊による死傷者数は年間20~40人で横ばいが続いていたが、2000年代に入ると年間50人以上に跳ね上がり、時には100人超という年もあるという。
 その襲われ方もかなりヤバくなっている。
 2016年、秋田県鹿角市で起きた男女4人が殺害され、3人が重症を負った痛ましい事件では、3~4頭のツキノワグマが人を食べたのではないか、と専門家はみている。もともと熊は臆病な動物で、人間の気配を察すると自ら去っていくくらいだが、一方で非常に高い学習能力を持っているため、一度でも「人間の味」を知ってしまうと、人間を「獲物」とみてしまうという。
 つまり、キャンプ場や登山道で大自然を満喫していたら、「殺人熊」にバッタリなんて可能性もゼロではないのだ。
 熊が出て危ないと警告されるような場所にズカズカと足を踏み入れるからそういう痛い目に遭うのだ、と自己責任論を唱える方もいらっしゃるかもしれないが、近年では山深い場所だけではなく、住宅地や人の多い観光地のような場所にまで熊が出没している。続きを読む

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