「黄色の点滅信号」交通事故相次ぎ運用見直し 福井(10日)NHK
深夜から早朝にかけて黄色の点滅信号になっていた福井市の県道で、歩行者がはねられる事故が相次いだことを受けて、警察は、9日夜からそれぞれの現場の交差点で点滅信号をやめるなど運用を見直しました。
「黄色の点滅信号」は深夜から早朝の時間帯に車の通行をスムーズにするために、車の通行量がそれほど多くない通りで運用されています。
しかし、ことし5月、福井市の県道では、点滅信号に変わっていた深夜に横断歩道をわたっていた72歳の男性が軽ワゴン車にはねられ死亡したほかおよそ500メートル離れた別の点滅信号の交差点でも、先月30日の午前0時すぎ54歳の男性がはねられて大けがをしました。
これを受けて福井県警察本部は、9日夜から信号の運用を見直し、先月、事故が起きた交差点については、近くにコンビニエンスストアがあって歩行者が比較的多いことから点滅信号をやめて通常の信号にしました。
また、死亡事故が起きた交差点では近くの駅の終電の時間に合わせて点滅信号に変わる時間を午後9時から午前0時に遅らせ時間を短縮しました。
70代の女性は「点滅信号だと道路を渡るのが危険だと思っていたので赤信号で車が止まると安心です」と話していました。「黄色の点滅信号」をめぐっては秋田県などでも運用を見直す動きが出ています。
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