警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(13、14日 単位・レベル)
家族関係の崩壊か
【治安うんちく】
ひとりの女性(56)が弟(52)に腹部を刺されて殺害される事件があった。被害者の女性は厚労省関東信越厚生局長だった。弟は犯行を認めているが精神疾患の通院歴があるという。平成27年の数字になるが殺人事件で親、兄弟や配偶者、実子、養子など親族間の事件は、全殺人事件件数の15、7%を占めるなど多い。その中で最も多いのは配偶者間で、次が実子、そして兄弟姉妹の順。家族関係の崩壊を意味しているのだろうか。恐ろしい時代になってしまったものだ。
警察庁によると今年7月現在の刑法犯認知件数は53万1108件で前年同期と比べて4万3016件も減少した。以前として戦後最少の数字を維持している。抑止力に敬意を表したい。
ランキングは東京が7万2106件、大阪が6万2266件、愛知が3万8463件、埼玉が3万6348件、神奈川は3万1545件の順。
検挙率は34、8%で前年より1,7ポイントアップした。ランキングでは山形の79.3%、秋田の73.8%、長崎の70.3%、島根の62.6%、大分の59.6%と続いた。
低かったのは大阪の20.3%、埼玉の27.7%、千葉の29.2%、岐阜、茨城の各31.4%と続いた。
特筆するとすれば刑法犯全体が減少しているなかで殺人が前年より17件増えて533件になった事が気になる。
全体に比べて発生件数は少ないと言っても凶悪犯は体感治安に大きな不安を与えるものであり、親や兄弟ましてや子供が絡んだ事件となれば大きな衝撃を与える。これは抑止は警察力ではなく家族間の絆の問題だ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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