北朝鮮ミサイル発射 各交通機関で運転見合わせも(29日)NHK
北朝鮮がミサイルを発射したという情報を受けて、対象地域とされた北海道や東北など12の道と県を走行する鉄道が一時、運転を見合わせる措置を取りましたが、それ以外の地域ではほぼ通常どおりに運行しました。
このうちJR北海道とJR東日本は、Jアラートとエムネットで情報が伝えられた場合、安全確認のため対象地域を走行するすべての列車を止めることにしていて、JR北海道は、北海道新幹線と在来線のすべての路線で20分ほどにわたって運転を見合わせたほか、JR東日本も対象地域に含まれていた東北・上越・北陸の各新幹線と宇都宮線、高崎線、常磐線などの在来線で一時、運転を見合わせました。
いずれも、ミサイルが北海道上空を通過したという情報を受けて、順次、運転を再開したということです。
今回の対応について、JR東日本は「Jアラートなどの情報でミサイル発射の影響を受けるおそれがあった地域では、安全を第一に考え決められた手順にしたがって列車を止める措置をとった」と話しています。
一方、東京メトロは、ことし4月にミサイルが発射された際、一時、すべての路線で運転を見合わせましたが、今回は通常どおりに運行しました。
東京メトロによりますと、4月の段階ではミサイル発射の情報があった場合、対象地域になっていなくても、すべての路線で直ちに運転を見合わせる運用にしていましたが、利用客などから「過剰な反応だ」などという意見が寄せられたことなどから、運用を見直し、JRと同様に対象地域に限り運転を見合わせることにしたということです。
また、私鉄各社は、Jアラートやエムネットの情報をもとに東武鉄道がミサイル発射の対象地域に含まれていた伊勢崎線や日光線で、一時、運転を見合わせたほか、茨城県つくば市と東京・秋葉原を結ぶ「つくばエクスプレス」も一部が対象地域に含まれていたため一時、全線で運転を見合わせました。
一方、対象地域に含まれていなかった、多摩都市モノレールと相模鉄道もJアラートとエムネットで情報を得たあと、安全を確認するため一時、運転を見合わせました。
NHKの取材では、このほかの首都圏の主な私鉄で運転を見合わせたところはありませんでした。首都圏の主な私鉄各社は「ミサイル発射の情報は入ったが、対象地域以外では運転を続けた」としています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170829/k10011117351000.html?utm_int=news-social_contents_list-items_001
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