警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(24、25日 単位・レベル)
検挙率がアップ
【治安うんちく】
このところ年々減り続けている侵入盗や自動車盗、ひったくりなどの重要窃盗犯だが、その中で自動車盗とひったくりの検挙率が前年より大幅にアップした。
警察庁によると重要窃盗犯の今年7月現在認知件数は5万2394件で前年より2959件の減少。ランキングは愛知の4952件、大阪の4633件、東京の4257件、千葉の4143件、神奈川の3390件の順。多くの都道府県で減少しているが静岡が前年比で285件も増えている。
検挙率は52.1%で前年比で1.3ポイントアップした。認知件数が4万2588件と最多の侵入盗の検挙率は53.2%で前年比1.2ポイント下がったが、認知件数が6070件の自動車盗は51.7%で同13.4ポイントのアップ。さらにの認知件数が1677件のひったくりに至っては64.3%と高く、同28.2ポイントもアップした。
自動車盗やひったくりは街頭での犯罪。各警察のパトロールの強化もあるが防犯カメラの威力もあり検挙率は高く、自動車盗などは前年より1186件も減少している。
重要窃盗犯全体の検挙率のランキングは山形の133.2%、長崎の110.8%、岩手の96.8%、青森の95.3%、大分の93.1%と続いた。
これに対して低かったのは大阪の22.1%、山梨の24.3%、福井の38.7%、長野の38.8%、茨城の38.9%など。
平成13年の時は泥棒の発生処理に追われて検挙率が低かったが、治安が回復するに従って検挙率はあがってきた。いや検挙率が上がったのが治安回復に繋がったのかもしれない。「どっちも」と言う声が聞こえてきそうだ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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