警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(20、21日 単位・レベル)
入管法犯が増加
【治安うんちく】
今年に入って特別法犯の出入国管理及び難民認定法違反(入管法犯)と児童買春・ポルノ法犯の送致件数が増えている。
不法残留の中国人男女5人(23歳から33歳)に農作業をさせていたとして茨城県行方市の中国籍の男(37)がこのほど入管法違反(不法就労助長)容疑で茨城県警に再逮捕された。
入管法犯は今年に入り前年に比べて特別法の中でも最も多い増加となっている。
増加したと言えばもうひとつに児童買春・ポルノ法犯がある。徳島県吉野川市の44歳になる会社員が今年5月上旬、インターネット知り合った女子高校生(15)に現金3万円を渡す約束をしてみだらな行為をしたという。八つ裂きにしても余りある卑劣な犯罪だ。
警察庁によると今年7月現在の特別法犯の送致件数は4万0833件で前年より178件の減少。最も多かったのは覚醒剤取締法の8032件で前年より107件の減。次いで迷惑防止法が5100件で同188件、軽犯罪法が4904件で同605件、廃棄物処理法犯が3079件で同122件とそれぞれマイナスだった。
これに対して入管法犯は355件も増加して2424件。次いで児童買春・ポルノ法犯は286件増えて1921件。
覚醒剤取締法は減少したものの大麻取締法犯は前年より220件も増えて2084件だった。産経新聞によると最近、繁華街では大麻を液体状にした「大麻リキッド」が流行っているとか。無臭で割安のため電子タバコにも利用されているというから、地下に潜り捜査を困難にさせる可能性も秘めている。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
最近のコメント