警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(17、18日 単位・レベル)
偽札が減っているのに…
【治安うんちく】
愛知県豊田市の15歳の中学3年男子生徒がコンビニで買い物をする際に偽造千円札を使ったとして偽造通貨行使の疑いで愛知県警に緊急逮捕された。
男子生徒は数日前にもこのコンビニで偽の千円札を使った疑いがあり、警察は入手経路を調べている。
警察庁によると今年7月までの通貨偽造の認知件数は261件で前年に比べて69件の減少。検挙人員は23人で、こちらは7人の増加となった。
千円札の偽造は偽造通貨の中でも1万円札とともに多い。
過去10年間の偽札発見枚数を調べてみると平成16年が最も多く2万5857枚だった。このうち千円札が1万6012枚、1万円札が8828枚など。
総発見枚数で次いで多かったのは同19年の1万5779枚(1万円札が3562枚、千円札が1万2083枚)と続くが、この頃の偽札は、対面行使が可能なほどに外観が本物らしいものが発見されている。高性能のコンピュータやスキャナ、プリンタなどが一般に普及し、容易に精巧な偽造ができるようになったためと見られている。
しかし、それも減少傾向にあり27年には1208枚まで落ちた。但し1万円札が793枚と千円札の366枚を上回った。
同年の認知件数は579件で同28年には527件と年々減り続けており、今年はさらに減少が期待されている。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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