警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(12、13日 単位・レベル)
泥棒にも愛称
【治安うんちく】
泥棒も箔がつくと別名で呼ばれる。以下は最近の報道の見出しだ。
☆空き巣79件裏付け、通称「網戸焼きの森」を追送検
(容疑者は勝手口の固定式網戸をライターで溶かし、ガラス窓を解錠する手口から捜査員から「網戸焼きの森」と呼ばれていた)
☆「平場の酉蔵」を逮捕 花火大会で現金盗もうと…
(容疑者は祭りの会場など多くの人が集まる屋外で犯行を繰り返していたことから、捜査員から「平場の酉蔵」と呼ばれていた)
☆国内渡り歩き窃盗容疑 「さすらいの五味」逮捕
(容疑者は盗みを繰り返しながら県から県を渡り歩いており、対象の店を物色しながら数十キロ歩くこともあり、捜査員から「さすらいの五味」と呼ばれていた)
☆スリ常習“日サロ男” 逮捕に「まいったまいった」
(男はスリの常習犯で、スリ取った金が毎週、日焼けサロンに通っていたことから、捜査員の間で「日サロ」と呼ばれていた)
☆スイーツ好きの窃盗 「シュガー」逮捕
(容疑者は事務所ばかりを狙っておよそ40件の盗みを繰り返していた。侵入した事務所を物色しては甘いものばかりを食べていたことから捜査員からは「シュガー」と呼ばれていた)
☆「ユーチューブで侵入方法覚えた」事務所荒らしの男逮捕 「ラーメン二郎」の被害も関与供述
(容疑者は「動画投稿サイト『ユーチューブ』で侵入方法を覚えた」と供述。都内のラーメン店「ラーメン二郎神田神保町店」で売上金20万円を盗み逮捕されたが、約50件の同様の手口の窃盗事件がある)
捜査3課の刑事達は、泥棒に別名を付けて呼びあいながら日夜追いかけ、何日もかけて逮捕にこぎつけている。頭が下がる思いです。
窃盗犯―実は刑法犯の認知件数の7割を占めている。その中で11.4%を占めているのが侵入盗。
警察庁によると今年上半期の認知件数は3万6819件で前年より1043件の減少。ランキングは愛知の3392件、千葉の2817件、大阪の2596件、埼玉の2196件と続く。全体的に減少傾向にあるなかで神奈川で445件、静岡で280件、千葉で236件も増えている。
検挙率は54.7%で前年より1.3ポイント下がった。ランキングは山形の142.3%、長崎の134.8%、大分の112.4%、岩手の107.8%、青森の97.8%の順。
一方、低かったのは山梨の19.1%、大阪の22.9%、茨城の26.2%、千葉の33.4%、新潟の36.2%など。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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