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2017年7月22日 (土)

浜松一家4人殺傷、無期判決 地裁支部、長男の責任能力認定(22日)共同

浜松市北区三幸町の自宅で2016年4月、両親と姉、祖母をナイフで刺して3人を殺害したなどとして、殺人と殺人未遂の罪に問われた長男(32)の裁判員裁判判決公判で、静岡地裁浜松支部は21日、責任能力を完全に認めた上で、「強固な殺意に基づく計画的な犯行。結果は極めて重大」などとして、求刑通り無期懲役を言い渡した。
 山田直之裁判長は、争点となった妄想性障害の犯行への影響について、「障害が犯行の誘因となったことは否定できないが、直接の影響を与えていない」と判断し、「心神耗弱の状態にあった」とする弁護側の主張を退けた。
 動機に関して「1人で死ぬと会社でいじめに遭っていたことを家族に知られて恥ずかしいなどと考え、殺害を決意した」と認定し、「自分本位で自己中心的」と非難した。いじめの被害妄想と家族殺害の決意について、「一見飛躍があるようにも思われるが、自尊心が強く極端な行動に出やすい性格を前提にすれば、合理的に説明できる」と述べた。両親が勤務中であることを確認した上で就寝中の祖母と姉を一人ずつ殺害したなどとして計画性も指摘した。
 主任弁護人の仙道朋也弁護士は「動機の認定にふに落ちない点がある。控訴は未定だが、判決を精査して結論を出したい」と述べた。静岡地検は「責任能力や量刑について妥当な判断だと受け止めている」とのコメントを出した。
 判決によると、被告は16年4月22日未明、自宅で祖母=当時(83)=と姉=同(32)=、母=同(62)=をサバイバルナイフで刺して殺害し、父(61)に重傷を負わせた。

 

■重傷の父、じっと見守る
 父親(61)は、長男の判決を傍聴席最前列でじっと見守り、無期懲役が言い渡されると大きく息をはき出した。公判の証人尋問では「罪を軽くしてとも重くしてとも思わない」などと複雑な胸中を語っていたが、閉廷後は報道陣に「何も言うことはないです」と声を詰まらせながら答えた。
 被告は、求刑通りの判決を終始表情を変えずに聞き入った。入廷から退廷まで父親と視線を合わせることもなかった。
 閉廷後、裁判員5人と補充裁判員1人が記者会見に応じた。20代の男性裁判員は「父親の立場になって考えると複雑な気持ちになった」と語った。70代の男性裁判員は「罪を償い、父親と一緒に家族の墓参りをしてほしい」と思いを述べた。
http://www.at-s.com/news/article/social/shizuoka/383108.html

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