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2017年7月23日 (日)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(23、24日 単位・レベル) 
少年の知能犯検挙増加
【治安うんちく】

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 神奈川県平塚市で、埋められていた赤ちゃんの遺体が発見された事件の犯人はなんと、16歳の高校2年の男女生徒で遺棄された赤ちゃんは2人の間の子供だった。少年による犯罪の検挙人員は全体的に減っているが、知能犯と風俗犯が増加している。
 警察庁によると今年上半期(1〜6月)に刑法犯で検挙された少年は1万3042人で前年同期より2379人も減少した。
 内訳は凶悪犯が189人で前年より−73人、粗暴犯が1729人で同−370人、窃盗犯が7734人で同−1353人でこれらは過去5年間の上半期では最も少なかった。
 但し知能犯が413人ど前年より36人、風俗犯が272人で同27人増えている。
 凶悪犯が大きく減った要因はこれまでも最も多い検挙者の強盗が57人も減って109人だった。
 粗暴犯で最多は傷害事犯で1251人を検挙したが222人も減らしている。窃盗犯が大幅に減少しているが、ひったくりが98人で、これは25人も増えている。
 問題は知能犯。詐欺犯の検挙が著しく全検挙人員の大半を占める368人。ところがこれが前年より59人も多くなった。悪知恵の働く〝頭でっかち〟の少年が多くなっているのには困ったものだ。
 一方、風俗犯が増加したのはわいせつの検挙者数が22人も増えて244人になったことが要因。神奈川の事件もそうだが、人間として押さえなければならない欲望に歯止めが効かなくなっている少年が多くなる傾向にあることは由々しき事態である。
 首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。 

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