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2017年7月20日 (木)

九州豪雨2週間、復旧へ土砂と格闘 雨で作業中断、焦る住民 朝倉市赤谷川流域(20日)西日本

九州北部の豪雨で甚大な被害が出た福岡県朝倉市の赤谷川流域では、二次災害の恐れから復旧作業に影響が出ている。雨で土砂崩れが起きる恐れがあるとして市が避難指示を出すたび、ボランティアらの作業は中断。住宅から一度かき出して道端に積んだ土砂が、強い雨により再び住宅に流れ込む事態も起きており、復旧に向けて住民は焦りをにじませている。
 「せっかくかき出した土砂が昨日の雨でまた流れてきた」。19日午前、朝倉市杷木林田の東林田地区。左官業の久保山朝満さん(64)はシャベルを手に汗を拭った。ボランティアらが住宅からかき出した土砂は周辺に山積みになったままで、自宅の片付けをしていた時川重金さん(62)も「土砂を撤去せん限り、また家の前の土砂が流れ込んでくる」と気をもんだ。
 付近では不明者の捜索が続き、ボランティアの受け入れが始まったのは16日。復旧作業は本格化したばかりだが、17日午後には避難指示が出てボランティアは撤退を余儀なくされた。18日も再びの避難指示で作業が中断した。
 地元住民らは「危険があるので仕方ない」と言うが、疲労の色は隠せない。福岡市からボランティア活動に来た団体職員男性(63)は「途中で切り上げるのは残念」と漏らした。
 朝倉市付近の山の表層は花こう岩が風化してできた「まさ土」。粘着力が弱く、雨に流されやすい特性がある。この地域では約20戸が天井近くまで土砂に埋まっており、作業完了の見通しは立たないままだ。
 さらに、鹿児島大地域防災教育研究センターの下川悦郎特任教授(砂防工学)は今後も二次災害が発生する恐れを指摘する。「土砂が崩れきっていない斜面では少量の雨が引き金になり崩れる可能性がある。谷に残った土砂が動くこともあり得る」と警戒を呼び掛ける。
 集落では、流木などでせき止められた川の水が田畑に河道をつくり、今も泥水が勢いよく流れる。そのすぐそばに住む林百合子さん(67)は「台風の季節もすぐにやって来る」と復旧作業の早期完了を願う。住民の不安は尽きない。=2017/07/20付 西日本新聞朝刊=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/344374

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