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2017年7月25日 (火)

2017年7月25日 (火)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(25、26日 単位・レベル) 
放火が増加
【治安うんちく】

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 重要窃盗犯に加え治安情勢を観察するうえでその指標となるのが重要犯罪。その中で放火事犯が増加傾向にあるという。
 警察庁によると今年上半期(1~6月)の重要犯罪の認知件数は5101件で前年同期より416件減少した。この中で最も多いのは強制わいせつで2671件。2位が強盗の895件、3位が放火の505件の順。
 強制わいせつや強盗、強姦、殺人などが減っているのに対して放火だけが前年より33件も増えている。しかも検挙率が72.3%と重要犯罪のなかでは低い。さらに平成12年には64.8%あった起訴率が25年には48.1%と落ちている。
 逆に強盗事犯は検挙率が86.8%で前年より6.7ポイントアップ。25年の起訴率は76.6%で重要犯罪の中では最も高かった。
 最近の強盗事犯捜査には防犯カメラというツールが大きな影響を与えているが、まさか放火の捜査力が落ちたわけではあるまいに…
 例によって認知件数のランキングは大阪が722件、東京の677件、埼玉の363件、神奈川の361件、愛知の340件の順。
 検挙率は全国が81.6%で前年より5.6ポイントアップした。ランキングではトップが山形の138.9%。以下、島根の125.0%、群馬の108.8%、沖縄の108.7%など100%以上が7県もあった。
 これに対して低かったのは福島の55.0%。それでも5割を超えている。次いで山梨の57.1%、千葉の60.4%、石川、長崎の62.5%など。
 刑法犯全体もそうだが重要犯罪でも警察力は確実に上がっている。
 首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。 

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