警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(22、23日 単位・レベル)
殺人の検挙率が高い
【治安うんちく】
今年の上半期(1月~6月)の検挙率が前年よりアップした。事件の発生は減るし逮捕が増えるなど日本警察は依然として王道を突っ走っている。
警察庁によると今年上半期の検挙率は前年同期より1.9ポイントアップして35.8%。なかでも重要犯罪の検挙率が高く81.6%で殺人はなんと99.1%もあった。
以下、略取・誘拐人身売買の93.4%、強盗の90.9%と続いた。しかも、その強盗事犯の起訴率は76.6%(平成25年)と刑法犯の中でも高く、これが抑止に繋がっていると思われる。
重要窃盗犯は54.0%。うち高かったのがひったくりで68.4%もある。次いで住宅対象の侵入盗で58.2%、自動車盗の55.4%と続く。
都道府県別ランキングでトップは山形の84.2%。これに秋田の76.2%、長崎の74.0%、奈良の63.0%、島根の62.0%の順。
一方、低かったのは大阪の20.2%、埼玉の28.2%、東京の30.2%、千葉の30.6%、兵庫の31.2%など。
検挙率が高いか低いかは、概ね事件の認知件数が影響しているものと思われる。いずれにせよ、警察の本来の仕事は「声無きに聴き、形無しに見る」であることを忘れずに頑張ってほしい。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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