警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(21、22日 単位・レベル)
戦後最大の抑止力だ
【治安うんちく】
刑法犯の認知件数が戦後最も少なかった昨年同期よりさらに3万件も減少していることが警察庁の調べで分かった。
警察庁によると今年上半期(1~6月)の刑法犯認知件数は45万0887件で前年同期より3万7829件も減らした。
凶悪犯、粗暴犯、窃盗犯、風俗犯とほとんどが減っており、中でも窃盗犯は3万5228件も減り、認知件数は32万0312件となった。これは刑法犯全体を減らした数字に匹敵する。しかし、知能犯は逆に2280件も増えて2万4003件もあった。
認知件数のランキングでは東京の6万0826件、大阪の5万2808件、愛知の3万2634件、埼玉の3万0891件、神奈川の2万6999件と続いた。
この中で前年同期より減らしたランキングは大阪の-7541件、東京の-4969件、埼玉の-3981件、北海道の-2207件に福岡の-2004件と続いた。
ほぼ全県が減らしているのに対して増えたのは三重の+209件、熊本の+60件の2県だけだった。
あの警察バッシングが最悪だった平成12年、「どうすれば警察を立て直すことができるか。代役はないのです」と嘆いていた警察幹部のことが思い出されてならない。警察庁内で廊下ですれ違う人の多くの表情が暗かった。ここまで立て直した全国の警察官諸君に感謝したい。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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