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2017年7月14日 (金)

2017年7月14日 (金)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(14、15日 単位・レベル) 
人権無視も甚だしい
【治安うんちく】

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時代劇を見ていると、年貢が納められずに娘さんが〝飯盛り女〟としてやくざものに売られて行く残酷な物語に接する。なんのことはない。「人身取引」だ。今の世でそんな残酷な犯罪が歴然と残っているのには驚いた。
 政府が平成28年に暴力や脅迫などで労働や売春を強いられる「人身取引」で保護された人は前年より4人少ない50人だったという。
 勿論、被害が明るみに出ていない事例もあり、水面下にある実数は掴めない。内訳は女性48人、男性2人で、18歳未満は13人もいた。国籍別では日本人が25人、タイ人9人、フィリピン人8人、カンボジア人7人と続いた。統計を取り始めて以来、日本人の数は最多だという。
 朝日新聞の女性編集員がこう訴えていた。
 民政移管から6年、経済発展が注目されるミャンマーで人身取引の被害が深刻化している。2012年から4年間、被害者保護でミャンマー政府を支援した日本の国際協力機構(JICA)は年内にも支援を再開する予定だ。
 警察庁によると略取誘拐も含むが今年5月までの認知件数は93件で前年より11件の増加。検挙率は67.7%で前年より26.2ポイントも下がってしまった。
 認知件数のランキングでは神奈川の21件、大阪の14件、東京10件、兵庫8件、埼玉、広島が5件。
 検挙率のランキングは北海道の200%、千葉、愛知が150%など100%超えが16道県もあったが、神奈川の26.6%、大阪の42.9%、静岡、佐賀の50.0%、広島の60.0などと低いところもあった。人は物ではない。人権無視の犯罪であり、各省庁あげて徹底した取り締まりを…
 首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。 

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