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2017年7月 6日 (木)

2017年7月 6日 (木)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(6、7日 単位・レベル) 
巧みな口上
【治安うんちく】

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F1013003 今年に入って、振り込め詐欺の検挙人員が増加している。
 5日は埼玉県川口市のマンションの1室に非常階段などを使い、警察官が突入して部屋にいた男女3人を詐欺未遂で逮捕した。詐欺グループの拠点で部屋からは、約1600人分の名簿が押収された。
 さらに警視庁の捜査員をかたり「あなたとやり取りした警察官が逮捕された」「保釈金が必要です」などと嘘を言い、山形県の70代の女性から360万円をだまし取ったとして32歳の無職の男2人が逮捕された。
 一方で、茨城県取手市の77歳の女性は息子を名乗る男から電話で300万円を要求されたが「子供が心配だ」として1500万円を渡してしまうなどの被害も出ている。なぜ?こんな被害が出てしまうのか。そこに根絶できない裏がある。
 警察庁によると今年5月現在の振り込め詐欺の認知件数は6766件。被害額は143億1773万3885円だった。前年同期と比べて件数で1859件も増えたが、額は7億1582万6138円減少した。
 検挙件数は1443件で検挙人員は790人。検挙件数は-196件だったが検挙人員は92人も増えている。
 振り込め詐欺とは犯人の口上が、想像以上に巧みで被害者との会話によって変わってくる。「カバンを忘れた」「会社の金を無くした」「投資に失敗した」など一般的な言動でなく、相手を信じ込ませるという巧みな言動で騙してくる。平成18年ごろだったか、振り込まないように説得するのに3日もかかった例もあり、取手市の被害者のように300万円が1500万円も渡してしまうなどの被害に遭う。
 「根絶すればノーベル賞ものだよ」と冗談を言いたくなる。
  首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

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