警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(4、5日 単位・レベル)
1日も早い検挙を
【治安うんちく】
千葉県松戸市で住宅に銃弾が撃ち込まれる事件が相次いでおり、住民からは「早く犯人を逮捕してほしい」と悲痛な声がでている。
今回、撃ち込まれたのは松戸市緑ケ丘の3階建てマンション1階。近くには公園があるほか小学校もある閑静な住宅街だけに不安が多い。
同市内では、5月に暴力団関係者の乗った車が襲われる発砲事件を皮切りに、6月7日には同市岩瀬、同30日には同市五香西でアパートに銃弾が撃ち込まれた痕跡が見つかっている。暴力団による犯行か否かは断定はできていないが、全国的にみて今年に入り銃刀法事件が増えている。
暴力団と言えば警視庁はこのほど東京・銀座の高級クラブなどから、みかじめ料として現金を脅し取っていた山口組系の暴力団組長らを逮捕した。1億円以上と見られており、組にとっては大変な収入源となっていた。
今年に入り、大麻取締法違反の事件が多くなっているなど、今の暴力団は堅気の人に迷惑かけるは、薬はするわ、泥棒での検挙件数は増えるなど、「任侠道」なんていうものではなく、単なる愚連隊以下になりさがってしまった。
警察庁によると今年5月現在の暴力団による刑法犯検挙件数は7676件で検挙人員は3868人。前年に比べて件数で-2253件、人員で-602人。
最も多かったのは窃盗犯の4350件。次が詐欺の885件、傷害の694件続いた。
特別法犯の認知件数は3990件で検挙人員は2940人。件数で-264件、人員で-69人。最も多かったのは覚醒剤取締法の2622件、迷惑防止条例212件。覚醒剤取締法は前年より214件、迷惑防止条例で22件のそれぞれ減少した。
但し大麻取締法は410件を検挙したが同78件の増加。しかも同法は近年は増加し続けている。
問題の発砲事件だが銃刀法班は97件の検挙で検挙人員は71人。10件、7人のそれぞれ増加となった。
松戸市の事件は一日も早い解決に来たいしたい。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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