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2017年6月 4日 (日)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(4、5日 単位・レベル) 
被害者等を分析したデータの利用を
【治安うんちく】

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 振り込め詐欺の道具のひとつの銀行口座が次々に凍結されたことから、「振り込め」から「受け渡し」に変わり、現金を回収に協力していたバイク便会社の社長ら3人が警視庁に逮捕された。
 およそ6000万円の回収に関与していたと見られているが、こんな会社が数社あっただけで億単位の被害金になり、振り込め詐欺の共犯者として放置するわけにいかない。
 さらに警視庁は「医療費の還付金がある」との電話をかけて、高齢女性からおよそ180万円をだまし取っていた男4人を逮捕した。なんとグループの拠点からは全国各地の電話帳がおよそ300冊見つかったという。
 振り込め詐欺でもうひとつの犯罪ツールとなるのが名簿だ。その名簿屋がはびこっている。学校の卒業名簿からゴルフ会員権名簿、保険金受給者名簿まで何でもそろうという。名簿屋もそうだが売る奴がいるのが問題だ。
 警察庁によると今年4月までの特殊詐欺の認知件数は5354件、実質的な被害額は117億0388万3999円。前年同期に比べて認知で1363件も増えたが被害額は11億1241万3783円減少した。
 このうち振り込め詐欺は5265件で実質的被害額は111億2660万9021円。前年に比べて1882件も増えたが被害額で3億6256万2077円減っている。
 被害額は減少しているが依然として高水準で推移している。
 こうした被害を防止するため官民挙げて抑止に躍起になっている。
 19日には東京・豊島区では、架空請求詐欺の被害者とその解決をうたう探偵会社との間でトラブルが増加していることから警察官と区内の大学生が駅利用者などに注意を呼びかけた。さらに、17日には東京・荒川区では落語家の桂才賀さんが落語を披露したり、警視庁の警察官が特殊詐欺に関する寸劇を披露したほかクイズなどで注意を呼びかけるイベントも開かれた。
 勿論、大事なイベントだが、こうしたイベントには本当に被害者となる人たちは参加しているのだろうか。実質的な被害者となる人たちは、タンス預金が余儀なくされる体力の人たちか、あるいは孤独で話し相手のいない高齢者ではないのか?
 当局は被害者の生活状況、被害に遭うときの心理、振り込まなかった訳など詳細に分析して、そのデータを元にしたイベント等を実施すべきだろう。
 首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

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