警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安( 単位・レベル)
抑止なくして安全とは言えない
【治安うんちく】
今月20日東京・品川区の路上で、自転車の68歳の女性が自宅を出た直後に路上で殴られて一時、意識不明の重体になる事件があった。女性は会社員で通勤途中の出来事。警視庁は面識の無い人物に襲われた通り魔事件と見て殺人未遂の疑いで捜査している。
この街頭犯罪は減少傾向にあるが、被害者と加害者に因果関係もなく襲われることから検挙率は低い。
警察庁によると今年5月現在の主な街頭犯罪では認知件数が12万1713件で前年に比べて2万0397件も少なかった。ところが検挙率は11.0%と低い。
認知件数が最も多いのは暴行で5562件でそれでも前年より296件も少なかった。ランキングでは東京の1117件、大阪の429件、兵庫の405件の順
次いで傷害が3638件で同206件の減少。ランキングは東京の558件、大阪の535件、神奈川の265件など。
恐喝が351件で同75件の減。ランキングは東京の51件、大阪の39件、愛知の28件と続いた。
一方、強制わいせつは1101件で同166件の減少。ランキングでは大阪の170件、東京の128件、埼玉の114件の順。いずれも人口密度の多い都会に集中している。
防ごうとしても防げない事件。「夜中に女性がひとり歩きできる平穏な日本」ーこのような事件が続くようでは治安安定とは言えない。やはりパトロールの強化と徹底検挙しかない。今の抑止力ならできる。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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