警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(22、23日 単位・レベル)
高齢者の自転車死亡事故増える
【治安うんちく】
このところガードレールを突き破たっり中央分離帯を乗り越えて衝突する交通事故が目立っている。乱暴なのか?運転未熟なのか…
20日には仙台市内で乗用車がガードレールを突き破り、道路脇に建つ工場の屋根に突っ込む事故があった。運転していた60代の男性は「スピードを出しすぎた」と言っている。
19日には、福岡県内の国道で高齢と見られる女が運転する普通乗用車が中央分離帯を乗り越え反対車線を走っていた軽乗用車に衝突するなど3台が絡む事故となった。
警察庁によると今年5月現在の交通事故発生件数は19万1961件で、前年に比べて6679件の減少。死者は1399人で同164人の減少。過去15年間で最も少なかった。
死者数の年齢別では65歳以上が全体の53.7%を占めた。さらに40代が10.9%、50代が10.8%、60〜64歳が7.0%、15以下も1.8%あった。
状態別では自動車乗用中が35.7%、歩行中が35.3%、自転車乗用中が12.7%。自転車乗用中の死者で65歳以上が127人もおり、前年に比べて2人の増加。前年比で増加したのはこれだけだった。
またシートベルトを着用していての死者は273人。無着用が211人だった。
ランキングでは発生のワーストは愛知の3161件、大阪の2932件、福岡の287
1件、東京の2525件、兵庫の2124件の順。
死者数で多かったのは愛知の19人、埼玉の15人、大阪の13人、北海道の11人、
東京、千葉、兵庫、福岡がそれぞれ10人だった。
やはり交通事故の分野でも高齢者対策が望まれる。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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