警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(16、17日 単位・レベル)
来日外国人の検挙者増加
【治安うんちく】
テロ等準備法が可決成立した。これでテロを含めた組織犯罪集団から国民を守る大きな柱ができた。
今、国内では来日外国人で構成される組織による犯罪の敢行が懸念されている。警察庁によると来日外国人による犯罪集団は出身国や地域別に組織化され、手口もより巧妙かつ効率的になっているというのだ。
しかも組織は多国化しているほかカジノ法の成立などにより日本の暴力団との連携も予想される。
警察庁によると今年5月現在の来日外国人の重要犯罪の検挙者数は188人で前年より2人増えた。中でも殺人は16人で6人の増。重要窃盗犯は97人で7人の増。特に侵入盗は66人を検挙しており6人の増。自動車盗に至っては23人で同7人の増など増加傾向が目立つ。
重要犯罪での検挙者数が最も多かったのは中国人の50人で殺人、放火が増えた。次いでベトナム人の30人、ブラジル人16人、フィリピン人10人など全体で15カ国以上にものぼり多国籍化している。
重要窃盗犯でもやはり中国人が多く28人。以下はベトナム人16人、ブラジル人10人、フィリピン人6人など。また昨年にはフィリピンやベトナム人による自動車盗も出現した。当然、こうした犯罪で得た金は地下銀行などを通じて不正送金されている。
重要犯や重要窃盗犯など刑法犯の全ての罪種や特別法犯を加えた総検挙者数は4060人で前年より348人増えている。ランキングでは東京が1296人、愛知が435人、埼玉が262人、大阪が253人、神奈川が251人と続く。
年間2400万人とも言われている訪日外国人問題は、こうした犯罪だけではない。日本国内で病気になった場合、保険証もなく膨大な治療費もかかることから支払わずに帰国してしまう外国人も多いという。これもひとつの犯罪だ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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