警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(13、14日 単位・レベル)
少年の強盗が激減
【治安うんちく】
深夜に鍵のかかっていない住宅や店舗で窃盗を繰り返していたとみられる17歳と16歳の少年2人が警視庁に逮捕された。既に逮捕されている16歳の別の少年らと飲食店に侵入して売り上げ金およそ5万円などを盗んだ疑い。
少年たちは地元の同級生らで作る不良グループ「奥戸メンツ」に所属していた。少年による窃盗事犯の検挙人員は減っているが出店荒らしが増加している。
警察庁によると今年5月までの刑法犯の少年の検挙人員は1万0813人で前年に比べて2037人の減少。
殺人などの凶悪犯が150人。最も多かったのは強盗で85人だが前年より半減した。粗暴犯が1450人で最も多かったのは傷害の868人。
窃盗犯が6385人で前年より1197人の減。このなかで侵入盗が328人と最多だがうち空き巣が76人、出店荒らしが72人で9人も増えている。
問題は知能犯。検挙人員は329人と人数的には少ないが前年より40人も増えた。なかでも詐欺による検挙者数は292人で56人の増。
増えているのにもうひとつ風俗犯がある。検挙人員は224人で18人の増。特にわいせつが218人で13人も増えている。
一部の罪種を除いて全体的に数字は減っているが、5歳の女児を2階から投げ落としたりするなど想像を絶する事件もあり、まだまだ看過できない。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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