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2017年6月 9日 (金)

2017年6月 9日 (金)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(9、10日 単位・レベル) 
いよいよ痴漢シーズン
【治安うんちく】

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夏場を迎え、女性が薄着で通勤する季節を迎え、〝痴漢シーズン〟に入った。平成27年の迷惑防止条例(痴漢)の認知件数は約1900件になるとも言われている警視庁では5日から16日までを痴漢対策を強化するため各署ごとにイベントを展開している。
 警視庁武蔵野署が8日、吉祥寺で開催した「痴漢、暴力等犯罪撲滅キャンペーン」では、プロレスラーも参加。電車内で電車で被害に遭った場合の対処方法などが照会された=写真。
 京都府警では大型商業施設の女性従業員を対象に、電車や駅で痴漢や盗撮の被害に遭わないよう対策を教える防犯教室まで開いている。
 痴漢が発覚して駅のホームから飛び降りて逃げる行為が多くなっているが、痴漢は刑法の強制わいせつか特別法の迷惑防止条例に該当する。
 警察庁によると今年4月現在のわいせつの認知件数は2600件で前年に比べて78件の減少。うち強制わいせつは1550件で同71件の減少。
 強制わいせつのランキングでは大阪が216件、東京が194件、埼玉が139件、神奈川が122件、愛知が104件の順。
 検挙率は78.5%でランキングは山形の150%をトップに宮城の142,3%など100%以上が10県警もあつた。
 低かったのは山梨と高知が25.0%、長野が37.5%、石川が40.9%、千葉が46.7%と続いた。
 一方、特別法の迷惑防止条例(痴漢含む)の送致件数は2799件で81件のマイナスだった。年間の数字では平成26年になるが電車内以外も含めた送致件数は3493件あった。この数字と比べると今年に入っての送致件数は多いように思われる。
 わいせつ――人権を無視した卑劣な犯罪だが、性犯罪を厳罰化する刑法改正案が7日の衆院法務委員会で、全会一致で可決された。改正によると、これまで強姦や強制わいせつは親告罪だったがこの規定がなくなり、強姦罪、準強姦罪、強制わいせつ罪などは非親告罪となる。また改正法の施行前に起きた事件にも原則適用される。
 食欲や性欲は男も女も区別はないが、わいせつなどで逮捕されるのは圧倒的に男が多い。それだけ我慢強さが無いのか。男は抑止力がなく、本能のままうごめく動物に近いのかもしれない。
 いずれにしても現行刑法では強姦罪の被害者を女性に限定されているが、改正案は男性も含めた上で性交の類似行為も対象にしており、名称は「強制性交等罪」となる。
 首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

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