指定暴力団の対立抗争を集中取締り 兵庫県警に新組織(31日)NHK
指定暴力団「山口組」から分裂した「神戸山口組」から、さらに一部が離脱して新たな組織を立ち上げたと表明したことから、兵庫県警察本部は、対立抗争につながるおそれがあるとして、繁華街での取締りを集中的に行う組織を設け、警戒を始めました。
兵庫県警察本部に新たに発足したのは「歓楽街特別暴力団対策隊」、通称「特暴隊」で、各部門から集められたおよそ500人の警察官で組織されています。
31日の出発式で、県警察本部の太田誠本部長は、「歓楽街に対立する勢力が混在していて危険な状態だ。県民の安全を守るため、対立抗争を防ぎ暴力団を排除する第一線に立ってほしい」と訓示しました。
このあと隊員たちは、早速、JR三ノ宮駅周辺の繁華街の警戒に出発しました。
山口組と神戸山口組の間では、おととしの分裂以降、対立抗争が続いているうえ、先月、神戸山口組の一部が「任侠団体山口組」を立ち上げたと表明し、いずれの団体も兵庫県内に本部や拠点を置いています。
このため、警察の新たな組織では、神戸市や尼崎市の繁華街に毎日30人ほどが出て、警戒や取締りを集中的に行うことにしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170531/k10011002061000.html?utm_int=news-social_contents_list-items_002
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