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2017年5月16日 (火)

皇宮警察、皇室護衛の増強を検討 天皇陛下退位後見据え(16日)朝日

天皇陛下の退位後を見据え、皇宮警察が護衛態勢を現状の3課体制から4課体制に増強を検討していることが、関係者への取材で分かった。上皇や上皇后、新天皇のご一家の活動のほか、皇太子待遇となって秋篠宮家の活動が増えることを想定し、体制強化をはかる。課の新設には関係法令の改正が必要で、退位法案成立後、警察庁などと協議を本格化させる。
 警察法施行規則は「護衛部に次の3課及び侍衛官3人を置く」と定めている。「3課」とは、両陛下を担当する護衛1課、皇太子家担当の護衛2課、秋篠宮家や他の宮家を担当する護衛3課だ。公私ともに外出時に同行し、護衛にあたる。
 関係者によると、天皇陛下の退位後、新天皇、皇后となる皇太子ご夫妻は護衛1課が担当。ただ、両陛下を除く天皇直系の内廷皇族は護衛2課が担当することになっており、長女愛子さまは2課が受け持つ案が検討される一方、指揮系統の統一や効率性の観点から1課が受け持つ案もある。
 退位後の両陛下については、政府の有識者会議の専門家ヒアリングなどで「格下げとするべきではない」という意見があり、護衛1課に次ぐ護衛2課が担当するとみられる。
 護衛3課は現在、筆頭宮家の秋篠宮家をはじめ、常陸宮家、三笠宮家、高円宮家を担当している。今後、皇太子待遇となる秋篠宮家の活動がさらに増えることを想定し、護衛3課がご一家を専属で担当。他の宮家については護衛4課を新設して配置する案が浮上している。ただ、課の新設には関係法令の改正が必要で、関係者は「人員増も含め、皇宮警察だけで決められるものではなく、警察庁や国との協議が必要」と話す。
 ◇ 〈皇宮警察〉 1886年5月、宮内省(当時)に皇宮警察署として発足。1954年に警察庁の付属機関となり、現在の「皇宮警察本部」に改称された。昨年、創立130年を迎えた。警備、護衛の2部と坂下、吹上、赤坂、京都の4護衛署、皇宮警察学校などで構成される。
http://www.asahi.com/articles/ASK5C5GMJK5CUTIL023.html

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