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2017年5月26日 (金)

地割れ拡大、増す不安 大分・豊後大野「地滑り」 長期化「田植えできない」(26日)西日本

大分県豊後大野市朝地町綿田(わただ)地区の農地や宅地で発生した多数の地割れ。国の土砂災害専門家は「直ちに大規模に崩落する恐れは低い」としながら、対策を打つには数カ月必要と指摘する。事態は長期化しそうで、梅雨が近づく中、住民たちは不安を募らせる。
 「いつ終わるのか分からないのがつらい」。避難勧告が出された21日から地区の公民館に身を寄せる女性(76)のため息は深い。
 地割れは地区の水田で16日に見つかり、22日までに81カ所確認された。市は9世帯17人に避難を勧告。東西630メートル、南北900メートルを警戒区域に指定し、住民以外の立ち入りを禁止した。亀裂の幅は日を追うごとに広がっている。県は23日、亀裂幅が基準値の1時間当たり10ミリを超えると作動する警報器を設置した。
 山あいの斜面に棚田が広がる綿田地区は地下水が豊富で、江戸時代には旧岡藩に献上米を奉納していた米どころ。最近は「綿田米」のブランドで売り出している。地区34世帯のうち20世帯が米農家。田植えをしようとしていた矢先の災害に、後藤啓文さん(68)は「6町(約6ヘクタール)作っているが田植えが間に合わない。今年はもう無理だ」と肩を落とす。
   ◇   ◇ 一体、何が起きているのか。24日に現地調査した国立研究開発法人土木研究所(茨城県つくば市)地滑り専門家チームの藤平大(とうへいまさる)上席研究員は「地下でゆっくりとした地滑りが起き、その影響により表層で地割れが現れている」との見方を示した。
 地割れの範囲や分布から、地下の地滑りは幅約250メートル、長さ約400メートル、深さ数十メートルの規模と推測。何らかの原因で地下水の水位が上昇したり、水脈が変化したりしたことが考えられるが、確かな原因は不明という。
 一帯は傾斜が緩やかなことから、藤平研究員は「すぐにドスンと崩れることは考えにくい」と冷静な対応を呼び掛ける。
 とはいえ、阿蘇山噴火による火山灰質粘土層の綿田地区は地盤が弱く、1964年の梅雨時期には大規模な地滑りが起きている。「梅雨で雨が増えれば地下水の水位が上がる可能性はあり、数カ月単位の警戒が必要」(藤平研究員)。県や豊後大野市はボーリング調査を踏まえ、地下水を抜く工事を検討している。=2017/05/26付 西日本新聞朝刊=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/331039

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