ジャカルタで2回の爆発 警察官3人死亡 自爆テロか(25日)NHK
インドネシアの首都ジャカルタのバスターミナル付近で24日夜、2回の爆発があり、警察官3人が死亡し、市民ら10人がけがをし、現場から、爆弾を爆発させたと見られる2人の男の遺体が見つかったことから、警察は自爆テロ事件と見て捜査しています。
インドネシアの警察によりますと、現地時間の24日午後9時(日本時間の24日午後11時)ごろ、首都ジャカルタ東部のバスターミナル付近で2回の爆発がありました。
この爆発で、警察官3人が死亡したほか、市民5人と警察官5人の合わせて10人がけがをして病院で手当てを受けているということです。
現場からは爆弾を爆発させたと見られる2人の男の遺体が見つかり、警察は、この2人がそれぞれ爆弾を爆発させた自爆テロ事件と見て動機や背後関係を捜査しています。
世界で最も多くのイスラム教徒が暮らすインドネシアでは、今週末から断食月=ラマダンが始まるのにあわせイスラム過激派の活動が活発化するおそれがあるとして、治安当局はテロへの警戒を強化していました。
警察によりますと、今回爆発があったバスターミナル付近では24日夜、市民によるパレードが行われる予定だったということで、多くの人が集まることから、大勢の警察官が警備を行っていたということです。
ジャカルタでは、去年1月にも中心部で過激派組織IS=イスラミックステートの支持者の男らが爆弾を爆発させたあと、銃を乱射し、市民4人が死亡するテロ事件が起きています。
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