警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(31、1日 単位・レベル)
犯罪の未然防止も警察力だ
【治安うんちく】
30日の夕方、妻が近くのスーパーに買い物に出かけた。帰ってきて言う。
「なにかあったのかしら…パトカー4台も見たわ」
最近、散歩するたびに自転車に乗った制服の警察官を何回も見るし、パトカーは多いときは4、5回もすれ違う。時には、制服の警察官が自転車にまたがり、大木の陰から車道を見て警戒している姿も見る時がある。
警視庁武蔵野署管内では4月現在、ひったくりも自動車盗も自動販売機狙いも発生が0件なのだ。「見せる警戒」がいかに効果があるかを改めて認識させられた昨今である。
治安を観測する際の指標となる重要窃盗犯。その数が依然として減少し続けている。
警察庁によると今年4月現在の認知件数は2万8991件。前年より2431件も減少している。おもな内訳は侵入盗が2万3366件、自動車盗が3487件、ひったくり934件、すりが1201件など。
認知件数のランキングでは愛知の2796件、大阪の2713件、東京の2420件、千葉の2324件、神奈川の2008件と続いた。
全体的に減少しているのに岡山では前年に比べて65件も増えた。広島では57件、岐阜でも55件など増加している県もある。
一方で北海道が388件、東京が338件、茨城が312件と大幅に減った都道県もある。この3都道県だけで減少した分の半数近くになる。
これに対して検挙率は51.3%で前年に比べて1.6ポイントアップした。ランキングでは長崎が186,4%を誇り、山形も135.7%、大分も121.5%なとど非常に高い警察もあれば、山梨の14.0%、大阪の22.9%、広島の25.3%、千葉の27.0%、佐賀の28.4%など低い警察もあり、力の差が歴然としている。
もちろん、侵入盗などは警察官のパトロールと言うよりは一般家庭の防犯対策が大事であり、抑止力は一概に警察だけとは言えない。各家庭が知恵を使うことだろう。
【参考データ】認知件数上位の各都道府県警察の警察官1人当たりの負担人口
①愛知 554.0人②大阪 414.4人③東京 306.2人④千葉 541.6人⑤神奈川 582.7人(平成24年)
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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