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2017年5月22日 (月)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(22、23日 単位・レベル) 
まるで〝アメーバー現象〟
【治安うんちく】

 

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 5月に入って指定暴力団神戸山口組から中核団体だった「山健組」の幹部のほか複数の直系組長が離脱し、新しい組織「任俠団体山口組」が誕生した。神戸山口組は平成27年に山口組から分裂したもので、山口組系だけで三つどもえとなった。
 さらに東京や茨城、栃木などを勢力範囲としている「松葉会」でも分裂騒ぎがあるなど暴力団社会はまるで〝アメーバー現象〟のように離散・拡大を繰り返している。
 警察庁によると暴力団構成員及び準構成員の数は、平成17年以降減少し、27年末現在では4万6900人。前年に比べて6600人も減るなど6年連続で減り続けて暴力団対策法施行後で最少人数となった。
 指定3団体を見ても平成28年は前年に比べて6代目山口組が-2300人、27年に分裂したばかりの神戸山口組でさえ同-600人。その他住吉会は-700人、稲川会が-1400人など構成員数は減り続けているが組数は増えている。
 今年4月現在、暴力団の刑法犯検挙件数は6371件で前年より1480件の減少。凶悪犯では暴行が87件も減ったほか強姦も-16件、強盗も-15件だが殺人だけは検挙件数18件で同1件の増。
 窃盗の検挙件数は3709件で565件、詐欺が715件で244件の減少。
 特別法では最も多いのが覚醒剤取締法の1944件。だが、これも減少傾向を示し同23件のマイナス。しかし大麻取締法は61件も増えて301件となった。
 こうした情勢に警察庁の坂口正芳長官は、山口組の中核組織「弘道会」の拠点である愛知県を訪れ、「対立抗争の早期暴圧を図るためにも弘道会を弱体化させることが必要」と訓示、情報収集の徹底を指示している。
 【検挙】 福岡市博多区で昨年7月、警察官を装った男らに金塊(百数十キロ)が盗まれた事件で、福岡県警は十数人の逮捕状をとり、うち6人を窃盗容疑で逮捕した。はたしてその実態は……
 首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

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