【警視庁鑑識課】防犯カメラに負けない…事件解決の手がかりを腕一本で引き出す「似顔絵捜査官」 大切なのは被害者に寄り添うこと(6日)産経
防犯カメラの画像解析やDNA型鑑定、生体認証など、犯罪捜査のハイテク化が進む中、被害者や関係者との「対話」から、腕一本で事件解決の手がかりを引き出す「似顔絵捜査官」が活躍の場を広げている。全国の警察で作成された似顔絵の枚数は、過去10年間で約1・4倍に増加、技術者の育成も進んでいる。警視庁鑑識課で実際の似顔絵作成の過程を体験させてもらい、熟練の“職人技”に迫った。(社会部 緒方優子)
物証なくても犯人像に迫る
「その人は、どんな印象でしたか?」
相手の目を見ながらゆっくりと、優しい口調で特徴を尋ねながら、聞き出した内容を素早く手元のメモに書き留める。
「特徴にクローズアップする手法で、物的資料が乏しい現場でも、情報を目に見える形で共有することができる」。警視庁鑑識課の似顔絵捜査官、荒木陽介巡査部長(38)は、似顔絵の利点をそう説明する。
警察庁によると、平成28年に全国の警察で作成された似顔絵は1万7340枚で、18年の1万2915枚から10年間で約1・4倍に増加。このうち、犯罪の容疑者の特定につながったケースが585件あった。
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