警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(15、16日 単位・レベル)
点の見回りを面にせよ!
【治安うんちく】
千葉県松戸市の小3女児殺人事件の犯人は、女児の通う小学校の保護者会長で、通学路で児童達の安全を見守る保護者のひとりだったというから、飼い犬に手を噛まれたような後味の悪い事件となってしまった。こんな事件はどうしたら防げるのか?刑法犯認知件数が順調に減少し続けているなかで、新たな問題が浮上してしまった。
警察庁によると今年3月現在の刑法犯認知件数は21万0187件で、戦後最も少なかった昨年の同期よりさらに2万0554件も減らした。大きな要因は窃盗犯が1万8794件も減少したことだ。
認知件数のランキングは東京の2万8616件、大阪の2万5323件、愛知の1万5812件、埼玉の1万4040件、神奈川の1万3081件の順。最も多く減らしたのは東京の-3122件で、今回事件のあった千葉は1011件も減らしている。
しかし、3月だけの認知件数は7万4653件で、1、2月の月平均6万件台を若干だが上回っており、気になるところだ。
こうした犯罪の抑止は絶対的に民間の協力が必要。警察庁によると児童の通学などの見守り隊を含めて防犯ボランティア団体は平成28年現在4万8160団体、構成員は272万5437人いるが、前年より3万人も減っている。
団体数はあるが、問題は構成員の人数。平均すると1団体あたり55人前後となるが多いところもあれば少ない団体もあるだろう。
どうだろうか?定年退職後の健康維持のため散歩するご老体が多いはずだが、その力を借りることだ。通学路に立つだけではなく、通学路を児童達に沿うかたちで行ったり、逆方向から来たりして常に動向(流れ)を見守るのはどうか。さらに周辺道路も歩いてもらうことで見守り隊員を隊員が自然なかたちで監視するのだ。つまり〝元凶〟は内側から断つため、点の警戒ではなく面の警戒にするのだ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【東京体感治安判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる
感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であ
り、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都
内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し ポイント39〜20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
【ポイント概数】
テロ・無差別殺人事件等 80〜50
路上殺人や連続殺人・連続強盗・強姦 70〜60
広域重要事件 50〜40
肉親殺人事件(家族の皆殺し事件) 60〜50
放火殺人 50〜30
強盗殺人 50〜20
連続放火 40〜30
各項目に少年が絡む場合 +20〜10
犯人逮捕記事は上記のポイント総数から −50から10
その他、外的検討要件として外国や他県発生事件を判断基準に加えた。これら事件の新聞・テレビの扱い程度(新聞では1面か社会面か。扱い段数等)、ネットではブログニュースのアクセス人気度なども加えて総合的に判断した。
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