警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(22、23日 単位・レベル)
衰えない少年による万引
【治安うんちく】
先月、埼玉県と茨城県のリサイクル店で子ども2人におもちゃを万引きさせた33歳の母親が逮捕されたが、少年による万引事犯が依然として跡を絶たない。
警察庁によると今年3月までに刑法犯で検挙された少年は6887人で前年同期に比べて1248人も減少した。
罪種別で最も多かったのは窃盗犯で4041人。それでも前年を739人減っている。
このなかで2710人がひったくりやすり、万引などの非侵入盗で、うち2011人が万引による検挙者数だ。ひと月に670人、1日に20人以上が捕まっている計算になる。それでも前年に比べて297人も減っている。
ところが逆に増加したのは知能犯で前年より5人増えて179人。このうちなんと158人は詐欺で17人も増えている。
増えたのは他に風俗犯が17人増の145人。わいせつが12人も増加して139人だった。
その他、凶悪犯の殺人は12人で前年より3人の減。強盗は59人で同-53人、放火が15人で同-4人、強姦が23人でこれは+3人。
なんと粗暴犯は1115人もいる。それでも197人減った。最も多いのは傷害で559人だが116人のマイナスだった。
何度も書くが、少年の犯罪を防ぐのは警察だけでなく家庭、学校、地域社会が協力しあうことです。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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