警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(11、12日 単位・レベル)
関東地区の放火増える
【治安うんちく】
今年に入り放火事犯が多くなっている一方で、全体の検挙率は低くなったものの100%以上の警察が多くなっている。
警察庁によると今年2月現在の放火認知件数は183件で前年同期と比べて17件の増。平成26年から3年連続で増えている。
認知件数のランキングでは大阪の21件、愛知の19件、東京の18件、福岡の17件、千葉の14件の順。
認知件数が前年より増えたのは山梨と千葉の5件、茨城の4件、群馬の3件、埼玉と神奈川各2件のように関東地区で増加している。
これに対して検挙率は61.2%で前年より13,5ポイントも低くなっている。しかし統計後の3月に入って福岡県飯塚市の空き家に放火したとして隣に住む81歳の男が福岡県警に逮捕され、3月に東京・足立区と北区で相次いだ連続放火事件では41歳の男。東京・町田市の寺に火をつけたとして逮捕された男は、その2日前にも近くの都営住宅の80代の夫婦が寝ていた部屋の玄関に放火していたとして警視庁に再逮捕されるなど逮捕も相次いでいる。
検挙率のランキングで高かったのは静岡の266.7%、富山の200.0%、昨年0%だった徳島の166.7%、沖縄125.0%と続き、他に100%が16道県あった。
低かったのは兵庫の16.7%、愛知の21.1%、神奈川の25.0%、埼玉、滋賀熊本の33.3%。さらに発生があって検挙が0だったのは山梨、栃木、奈良の3県。中でも山梨は発生が5件もあった。
ここにきて雨の日も多いが4月もまだまだ乾燥する日は多い。そんな中で先月には青森県むつ市の住宅が全焼するなど放火の可能性のある火災もあり、警戒は緩められない。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
心がはずむ はるだから 守ろうね! 交差安全
警視庁ホームページから
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