警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(10、11日 単位・レベル)
いよいよ改正道交法が施行
【治安うんちく】
12日から改正道交法が施行される。これまで、75歳以上の高齢者は運転免許証の更新時のみ認知機能検査を受けていたが、改正では認知症が原因と思われる事故を起こした場合には、臨時認知機能検査を受けなければならなくなる。高速道を逆送するなど明らかにボケ運転手には迷惑しており、改正が遅すぎた。
18歳から普通免許取得が可能で大型免許は20歳からとされていたが、中間に準中型免許が新設され、18歳から受験資格が可能となった。
警察庁によると平成28年の全国での交通事故発生件数は49万9201件で、前年より3万7698件の減。これは昭和56年の48万5778件以降で最も少ない数字だった。
一方、交通事故死者数は3904人で、前年より213人減っている。これは昭和24年の3790人以降で最も少なかった。
負傷者数は61万8853人で、うち年齢層で最も多かったのは40歳から44歳の働き盛で6万2160人。しかし65歳以上が9万6487人で全年齢の15.6%を占めており、やはり高齢者対策が求められていた。
9日夜、千葉県松戸市で赤灯でサイレンを鳴らして緊急走行をしていたパトカーと乗用車が衝突する事故があった。
さいたま市中央区新中里ではやはり交差点で、緊急走行中の同市消防局大宮消防署の救急車が、普通乗用車と衝突する事故があった。最近、パトカーなど緊急車両走行時の事故が多すぎる。
交差点を緊急車両が通過する場面を見ていて無性に腹が立つ時がある。緊急車が近づいても交差点を避けようともせずそのまま突っ込んでくる車が多いのだ。
道交法の40条を分かっているのか?違反車両運転者には厳しい処罰が必要だ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
春の全国交通安全運動期間中(6〜15日)
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