« 石原元都知事 豊洲への移転「私だけに責任ある訳でない」 3月3日 15時57分NHK | トップページ | 「真田家ゆかり」の寺住職をひき逃げ容疑で逮捕 長野県警(3日)産経 »

2017年3月 3日 (金)

DVで接近禁止の父、長男の学校訪問は逆転無罪(3日)読売

裁判所の命令に反して長男の学校を訪れたとして、配偶者暴力防止・被害者保護法(DV防止法)違反に問われた父親(50)について、東京高裁が先月、逆転無罪判決を言い渡していたことがわかった。
 校長宛ての手紙を持参していた父親の訪問は、同法が禁じる子供の周囲の「

徘徊

はいかい

」にはあたらないとしたが、深刻なDV被害が後を絶たない中、命令違反が適用しにくくなることを懸念する声も出ている。
 高裁判決などによると、父親は昨年4月、妻への暴力を理由に保護命令を出され、妻と長男への接近が6か月間禁止された。だが2か月後、長男が通う東京都内の中学校を訪れたことが「徘徊」とみなされ、起訴された。
 父親の訪問は午後4時前後で、長男との交流の必要性を校長に訴える手紙を教頭に渡し、約8分間で立ち去った。検察側は「子供と接触しやすい下校時間にあえて訪問した」などと主張。昨年9月の1審・東京地裁判決は「手紙に必要性や緊急性はなく、学校へ赴く以外の代替手段もあった」と指摘し、訪問は徘徊にあたると判断して懲役4月、執行猶予2年とした。
 これに対し、先月24日の高裁判決で藤井敏明裁判長は、広辞苑で徘徊の意味が「どこともなく歩き回ること」とされていることなどを根拠に、同法の徘徊について「理由もなく子供の周辺をうろつく行為だ」と指摘。今回のケースについては「手紙を渡すという目的に沿った短時間の行動で、周囲を見回すなどの様子も一切なく、徘徊にはあたらない」と判断し、有罪判決を破棄した。
 検察が今月10日の上告期限までに上告しなければ、無罪が確定する。
 ◆配偶者暴力防止・被害者保護法=配偶者らの暴力で重大な危害が及ぶ恐れが大きい場合、裁判所が加害者に対し、被害者や子供へのつきまといや周辺の徘徊、電話などを6か月間禁じる「保護命令」を出せる。違反した場合は、1年以下の懲役か100万円以下の罰金。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170303-OYT1T50056.html?from=ycont_top_txt

« 石原元都知事 豊洲への移転「私だけに責任ある訳でない」 3月3日 15時57分NHK | トップページ | 「真田家ゆかり」の寺住職をひき逃げ容疑で逮捕 長野県警(3日)産経 »

裁判」カテゴリの記事

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: DVで接近禁止の父、長男の学校訪問は逆転無罪(3日)読売:

« 石原元都知事 豊洲への移転「私だけに責任ある訳でない」 3月3日 15時57分NHK | トップページ | 「真田家ゆかり」の寺住職をひき逃げ容疑で逮捕 長野県警(3日)産経 »