全国初 防災ヘリ救助有料化条例が成立 埼玉(27日)NHK
埼玉県で防災ヘリコプターで救助された登山者から、燃料費に相当する手数料を徴収する改正条例が27日の県議会本会議で可決・成立しました。埼玉県によりますと、公的なヘリコプターによる救助で、手数料を徴収するケースは全国で初めてだということです。
この改正条例は、十分な準備をしないまま登山中に遭難するケースが後を絶たないことを受けて、埼玉県議会の自民党の会派が提出し、27日の本会議で賛成多数で可決され、成立しました。
改正条例では、県内で登山中に遭難した場合、防災ヘリコプターによる救助活動にかかった経費について、すべて県が負担していたこれまでの制度を変え、救助された人から燃料費に相当する手数料を徴収することを定めています。手数料は、救助にかかった時間が1時間だった場合、5万円程度になるということです。
埼玉県によりますと、公的なヘリコプターによる救助で手数料を徴収するケースは全国で初めてだということです。
今回の改正条例をめぐっては、無謀な登山の抑止につながるという期待がある一方、救急車などによる救助活動が無料で行われていることから、今後、公平性や平等性の観点などから議論となることも予想されます。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170327/k10010926341000.html?utm_int=news-social_contents_list-items_003
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