警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(26、27日 単位・レベル)
国際的な犯罪だ
【治安うんちく】
かつて自分の子供に「当たり屋」をさせて全国行脚していた血も涙もない親が逮捕されたことがあったが、今度は自分の子供2人に万引をさせていた長野県上田市に住む33歳の母親と25歳の女が逮捕・送検された。
昨年11月に母親の10歳の男の子と6歳の女の子、それに同居する女の4人で茨城県と埼玉県のリサイクル店を訪れ、超合金のロボットなどのおもちゃ4点、約13万円相当を万引きさせ、万引したものは別のリサイクル店で転売して稼いでいたという。
「万引き」の3大犯は青少年と高齢者、そして外国人。平成28年の被害額は4615億円で1日当たりに換算すると12億円を超える。損失総額は平成23年になるがアメリカに次いで世界2位だという。
万引犯そのものは平成16年には認知件数が15万8020件あったが28年には11万2702件と減少傾向にはある。そのうち検挙された65歳以上の高齢者は平成16年から同25年までは2万人で推移。平成28年は2万7539人と横這いで推移している。依然として未成年による犯行が多いが高齢者の占める割合が増えている。
万引犯は日本やアメリカだけでなく欧米やロシアなど多くの国から来日している外国人による被害もあり、彼ら万引き癖のある者にとって警備が厳しくないことから「日本は万引き天国」であると言われているという情報もある。
この万引犯だが、平成27年10月にはアメリカで「常習万引・集団窃盗未然防止 国際サミット2015」が開かれ、今年3月9日と10日には2回目となる国際サミット2017が東京ビッグサイトで開催された。
会議後に「小売業者や防犯関係事業者、警察など関係各団体と連携しての対策の強化」という万引対策強化宣言が出された。
子供を操り万引させる世の中。倒産する商店もあるというから、振り込め詐欺犯罪と合わせて抑止策は喫緊の課題である。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【東京体感治安判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる
感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であ
り、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都
内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し ポイント39〜20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
【ポイント概数】
テロ・無差別殺人事件等 80〜50
路上殺人や連続殺人・連続強盗・強姦 70〜60
広域重要事件 50〜40
肉親殺人事件(家族の皆殺し事件) 60〜50
放火殺人 50〜30
強盗殺人 50〜20
連続放火 40〜30
各項目に少年が絡む場合 +20〜10
犯人逮捕記事は上記のポイント総数から −50から10
その他、外的検討要件として外国や他県発生事件を判断基準に加えた。これら事件の新聞・テレビの扱い程度(新聞では1面か社会面か。扱い段数等)、ネットではブログニュースのアクセス人気度なども加えて総合的に判断した。
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