警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(21、22日 単位・レベル)
自動車盗の検挙率が急増
【治安うんちく】
治安情勢を観察する上で、ひとつの指標となる重要犯罪のほかに重要窃盗犯がある。侵入等や自動車盗、ひったくりやすりなどだ。刑法犯の約8割近くは窃盗犯が占めており、この抑止や検挙が数字治安を左右している。その中で自動車盗の検挙率が高くなっている。
警察庁によると今年2月現在の認知件数は1万3580件で前年同期に比べて1415件も減少した。内訳は侵入盗が1万0844件で同850件の減、住宅対象の侵入盗が5280件で同862件の減、自動車盗が1672件で同441件の減、ひったくりが511件で同16件の減、すりが553件で同108件の減となった。
ランキングでは愛知の1473件、大阪の1377件、千葉の1055件、東京の1013件、神奈川の914件の順。
全体で千件以上も減らしているなかで増加した県もある。岐阜の58件、広島の53件、岡山の27件、福岡の21件など。中でも東北地方の増加が目立ち福島が27件の増加となったほか岩手が+23件、青森が+14件となった。
一方、検挙率をみると全国は前年より1.2ポイント少ない50.3%だった。ランキングは侵入盗が52.0%、住宅侵入が54.4%、自動車盗が51.3%、ひったくりが47.2%、すりが17.9%だが、なんと自動車盗は前年同期より20.0ポイントもアップした。
検挙率のランキングでは長崎が最も高く320.5%。続いて青森、山形の223.8%、大分の196.2%、滋賀の164.4%の順。
これに対して低かったのは福井の13.3%、大阪の18.6%、奈良の20.5%、千葉の23.0%、広島の23.9%と続いた。
認知件数の多かった愛知は110番は年間66万件もあり、東京、大阪に次いで3番目だ。民間の防犯ボランティア団体数では全国5番目。民間の協力がどこまで得られるかだろう。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【東京体感治安判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる
感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であ
り、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都
内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し ポイント39〜20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
【ポイント概数】
テロ・無差別殺人事件等 80〜50
路上殺人や連続殺人・連続強盗・強姦 70〜60
広域重要事件 50〜40
肉親殺人事件(家族の皆殺し事件) 60〜50
放火殺人 50〜30
強盗殺人 50〜20
連続放火 40〜30
各項目に少年が絡む場合 +20〜10
犯人逮捕記事は上記のポイント総数から −50から10
その他、外的検討要件として外国や他県発生事件を判断基準に加えた。これら事件の新聞・テレビの扱い程度(新聞では1面か社会面か。扱い段数等)、ネットではブログニュースのアクセス人気度なども加えて総合的に判断した。
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