警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安( 単位・レベル)
東京の火災増加
【治安うんちく】
★ 住宅焼け跡から2日連続出火、放火の可能性(18日)読売
★ 住宅火災で2人の遺体 90代夫婦か 高知 宿毛(18日)NHK
★ 東京・渋谷区の住宅で火事、80代男性が重傷(18日)TBS
★ 茨城で工場火災、1人死亡 700世帯に一時避難指示(18日)日経
★ JR金沢駅近くの住宅街で火事 焼け跡から1人の遺体(18日)テレビ朝日
★ JR神田駅前で9棟焼ける火事、外の柱から延焼か(18日)TBS
★ 東京・大田区で住宅火災 住民の64歳男性搬送(16日)朝日
★ 神奈川・横須賀市で住宅火災、1人死亡(16日)TBS
★ オウム主流派「アレフ」の施設全焼…滋賀・湖南(15日)読売
★ 札幌市でタクシーが激しく炎上 走行中に発煙(14日)テレビ朝日
★ 障がい者施設で火災 現場から3人の遺体 放火か?(12日)テレビ朝日
★ 利根川河川敷、約1万2000平方メートル焼ける火事(12日)TBS
これが最近1週間に報道された主な記事の見出しだ。
東京消防庁管内では今年3月17日現在の火災発生件数は1128件で前年同期より189件も増加している。救助件数も4753件で93件の増加。死者は30人だった。
火災が多いのはどこなのだろうか?ランキングを調べてみた。数字は平成25年の統計からだ。
発生件数が最も多かったのは東京の7722件。次いで兵庫の5292件、大阪の4990件、愛知の4987件、千葉の4913件の順。
これに対して少ないベスト5は富山の389件、福井の463件、鳥取の535件、島根の606件、高知の628件と続いている。全国平均出火数は1922件だった。
火災と言えば昨年12月22日に発生した新潟県糸魚川市で150棟が焼けた大規模火災がある。
戦後の日本における大規模火災と言われているのは昭和47年5月13日発生の大阪市の千日デパート火災で死者数が118人もあった。次いで大きかったのは同48年11月29日発生の熊本市の大洋デパート火災で死者は104人。昭和30年2月17日発生の横浜市のカトリック修道院火災の死者99人の順だ。
糸魚川の大火では消失面積が4万平方㍍もあったが幸い死者は無かった。
一瞬にして財産を失い、場合によっては命まで失うこともある火災は怖いものだ。ひとりとひりが気を付ける以外にないようだが、残念ながら出火原因のトップは放火だという。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【東京体感治安判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる
感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であ
り、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都
内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し ポイント39〜20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
【ポイント概数】
テロ・無差別殺人事件等 80〜50
路上殺人や連続殺人・連続強盗・強姦 70〜60
広域重要事件 50〜40
肉親殺人事件(家族の皆殺し事件) 60〜50
放火殺人 50〜30
強盗殺人 50〜20
連続放火 40〜30
各項目に少年が絡む場合 +20〜10
犯人逮捕記事は上記のポイント総数から −50から10
その他、外的検討要件として外国や他県発生事件を判断基準に加えた。これら事件の新聞・テレビの扱い程度(新聞では1面か社会面か。扱い段数等)、ネットではブログニュースのアクセス人気度なども加えて総合的に判断した。
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